トリプルクロスの馬券術のデータの使い方

こんにちは。

昨日の記事は参考になったでしょうか。
今週はこういった形でトリプルクロスの馬券術の基本を書いていきます。
来週からは重賞出走馬に関する考察をしていこうかな。
要望があれば、その都度何か書いていきますね。

宝塚記念のデータからの激熱馬は明日記載します。

例えばあまり意味のないデータにこんなのがあります。
覚えていますかね？２～３か月見て頂いている方は覚えていると思います。

高松宮記念のストレイトガールは危険な人気馬か？

６歳牝馬はもう繁殖牝馬になる年齢だから活躍できないという予想家がいました。
これは完全に偽物ですね。
結果、６歳牝馬は高松宮記念の馬券に絡まなかったですが。これは結果論です。
このデータを信じた人は恐らく、ヴィクトリアマイルのストレイトガールを買えないでしょうし、マーメイドSのパワースポットも買えないでしょう。
どちらも十万馬券ですね。

こんな馬固有でないデータだけを武器にしている人は偽物です。
また、枠順データの話はここでもしました。

桜花賞で１～３枠は死に枠か？

結果、このデータは１～３枠の２頭が馬券になったことにより否定されました。
これはただの確率の偏りなんですね。
根拠がない。

私が毎週激熱馬を公開している理由。
例えば、勘のいい人は気づいているかもしれませんが。
種牡馬・騎手・調教師の３項目を記載していますが、このカテゴリーで３０％の複勝率で切っています。

このデータを使う意味は、これらのデータが揺るがない固有のものだからです。

例えば、騎手に関してもそのコース得意不得意があるでしょう。
種牡馬にしても、調教師にしてもあるでしょう。
これは確率の偏りが入る余地があまりない。ｎ数が多ければね。
（n数が少なければ１頭の影響が大きくでるのでデータも信頼性が下がります）
だから、私はこれらのデータを使うのです。

で、3項目とも複勝率３０％以上の馬が１頭いたとします。
この馬はデータ上どれくらいの確率で馬券になるのでしょうか？
これは簡単に計算できます。
確率的には排反事象を考えます。
種牡馬のコース複勝率が３０％ということは、この種牡馬が馬券にならない確率は７０％
騎手のコース複勝率が３０％ということは、この騎手が馬券にならない確率は７０％
調教師のコース複勝率が３０％ということは、この調教師が馬券にならない確率は７０％
３項目とも独立した事象なので、３項目とも満たして馬券にならない確率は

７０％×７０％×７０％＝３４．３％

つまり３項目を完全に満たしていれば馬券になる確率は

１００％－３４．３％＝６５．７％



高校数学ですねｗ
これは人気に関係ないデータですから人気薄であればあるほど期待値は高くなります。
だから、私はこういったデータを使うのです。

最後にもう一頭宝塚記念の軸馬候補を記載します。

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